1月21日に、ベンチャー隊の2名のスカウトが、炮烙山へボーイ隊キャンプの下見に出かけました。
キャンプを行ううえで一番大切なのは安全です。
いくらよい内容を計画していても、ケガをしたり病気になってしまったりしては意味がありません。
ベンチャースカウトは、キャンプを行うだけではなく、計画・実行できる力も求められており、富士スカウトになるために技能章「野営管理章」の取得が必須となっているのです。
今回は、2月に実施が予定されているボーイ隊の「耐寒キャンプ」に合わせ、キャンプ予定地が安全であるか、キャンプのねらいが達成できる場所であるかを点検しました。
先日の強風が原因か、倒木が道をふさいでいます。歩行者は通れそうですが、車は通れません。違うルートでキャンプ地へ向かいます。
ここ数日の雨で、広場はかなりぬかるんでいます。雨天時は注意が必要になりそうです。
テントサイトには水たまりもできておらず、水はけはよさそうです。
トイレの状態も確認しました。
沢水の調査もします。
水質検査の試験紙を使い、自宅から持ってきた水道水と比較しました。水質的には問題なさそうですが、念のため、食事に使う場合は煮沸した方がよさそうです。
このように、安全にキャンプを行うためには事前の調査や準備が大切です。
スカウトたちはこのような経験を通し、「教えられる立場」から「教える立場」になれるような力を身につけていきます。