10月22日に、いつもお世話になっている美里交流館で、「ふれあいフェスタ」が開催されました。
私たち豊田34団も、毎年そのフェスタにブースを出しています。
今年は、ベンチャー隊が中心となり、「スカウト技能体験コーナー」を出すことになりました。
事前の隊会議で話し合い、「スカウト技能でポケモンゲットだぜ」と題し、ベンチャー隊員3名がそれぞれ1つずつの技能を分担し、体験を終了した子にはポケモンのシールを渡すことになりました。
体験してもらう技能は「計測」「通信」「ロープ結び」です。
受付に来てもらった子には、まず、ポケモンをゲットする旅をするためのパスポートを渡します。
パスポートをもらった子は、初めに「計測」コーナーに向かいます。
「計測」コーナーでは、「メタモン」の重さを測ります。
年齢に応じて、3体のメタモンから一番重い(軽い)ものを選んだり、5体のメタモンを重い(軽い)順に並べたりするなどのお題を出します。
体の感覚を使って重さなどを測ることは、重要なスカウト技能の一つです。
最後にはハカリで実際に重さを比べ、自分の考えが正しかったかどうかを確認してもらいました。
次に「通信」コーナーです。
ここでは、簡単な手旗信号を解読する体験をしてもらいました。
1つの動作だけで完結する「フ」「レ」「ニ」「ヘ」「リ」「ハ」「ク」「ノ」のいずれかを読み取ってもらい、その文字がつくポケモンを当ててもらうコーナーです。
年齢層も幅が広く、まだカタカナが読めない子から小学校高学年くらいまで、いろいろな子が参加してくれましたが、T君は状況に応じてわかりやすい言葉で説明したり、時には少し難しい問題を出したりするなど、参加者みんなが飽きないような工夫をすることができました。
最後に「ロープ結び」コーナーです。
結びの基本である「本結び」を使って、ポケモンとポケモンの「タイプ」を結びつける体験をしてもらいました。
練習をしているうちに、目を閉じた状態でも本結びができるようになってしまう子も現れました。
一方、なかなかできずに苦戦している子には、手を取りながら教えるなど、参加者の気持ちになって活動することができました。
今回のねらいは、地域の子どもたちに、スカウト活動に興味をもってもらうことでした。
まず、参加した子たちがみんな楽しそうな顔をしていたのが印象的でした。
また、一緒にいた保護者の方も感心しながら見ていただき、活動のよさも感じてもらえたのではないかと思います。
これをきっかけに、入団してくれる子が1人でもいると嬉しいなと思います。