富士挑戦無人島キャンプ
９月16日から18日の日程で、隼スカウトのＫさんが、無人島（愛知県西尾市沖島）で2泊3日の富士挑戦単独キャンプを行いました。
Ｋさんは料理に興味があるということもあり、「主食以外の食材を現地で調達する」という目標を設定しました。
キャンプ当日までに、魚のいろいろな釣り方を調べて釣りに出かけ、釣った魚を調理したり、食べられる野草を調べたりして準備を進めてきました。
本来は8月（夏休み中）に実施の予定でしたが、台風接近のため船を出してもらえず、9月に延期となりました。
さあ、いったいどんなキャンプになるのでしょうか。
今回の目的地、沖島は東幡豆海岸から約1.5㎞離れた、面積約8haの島です。
【１日目】
いよいよ梅坪駅から東幡豆駅に向けて出発です。
電車を乗り継ぎ、名鉄蒲郡線の東幡豆駅に到着です。
船に荷物を積み、島へ渡ります。
島が見えてきました。
設営です。
何か食材がないか、海岸を捜索しています。
岩場でカメノテを発見。これは高級食材なんです。
しかし、固くて取れません。作戦を練り直し、明日、再度挑戦です。
練習してきた釣りにも挑戦。船長さんは「今は全然釣れんぞ」と言ってましたがどうかな？
小さいけれど何とか1匹ゲット！
日が沈むまで頑張りましたが、魚は結局１匹だけ（残念）
これらを使って、煮魚と、貝の酒蒸しができました。
【２日目】
朝食は、残りの貝でお吸い物を作りました。
カメノテ取りに再チャレンジ。今回はナイフを用意しました。いざ勝負！
たくさんとれました。やったぜ！
見た目はグロテスクですが、味はアワビのようでおいしいのです。左は、ちょっと失敗したパンケーキ。
カニ料理にも挑戦。つかまえたカニに粉を振り、そのまま油に投入（残酷！？）
素揚げ、唐揚げ、天ぷらの３種類のカニ料理ができました（なかなかおいしい！）
夜は、同じ日程でキャンプに来ていた弥富１団の皆さんと交流を行いました。楽しかった！
【３日目】
撤営に備え、テントの乾燥作業。この後、雨が降ってくることをＫさんはまだ知りません。
ダメ貝の塩ゆでも作りました。う～ん、お酒のつまみにはいいかも。
離島までやや時間もあるので、島の周りを回って探検してみることにしました。がんばるぞ～！
きれいな花も咲いています。
とてもよい景色です。
きれいな砂浜もありました。
しかし、こんな岩場や…
こんな崖もありましたが、隼スカウトのＫさんは何とか乗り越えていきます。
しかし、このあたりから雨が落ちてきました…「干してあったテントが～！」
今後の天気の状況を考え、予定より少し早く離島することにします。
仲よくなったみんなで記念撮影。またどこかで会えるといいな。
ありがとう沖島！ 弥栄！ 弥栄！ 弥栄！
一路、電車で豊田へ向かいます。
３日ぶりの我が家へ到着です。お疲れ様。
この３日間のキャンプのために、Ｋさんはしっかりと準備を重ねてきました。
とくに、どんな食材が手に入るかわからない状況の中、いろいろな料理に対応できるような準備ができており、素晴らしかったと思います。
今までは、ともすると仲間に任せてしまうようなこともありましたが、今回は自分の力だけで３日間生き抜くことができました。
ここで苦労したことは、必ずやこれからの人生に生きてくることでしょう。
