8月1日から12日までの日程で、第25回世界スカウトジャンボリーが韓国・全羅北道セマングムで行われました。
これは、4年に一度行われる、ボーイスカウトの世界規模の野営大会です。
今回は世界各国156の国と地域から、約40000人のスカウトが集まったそうです。
豊田地区からも19名のスカウトと指導者が日本派遣団として参加しました。
以下、豊田34団から参加した、中学3年生のTさんの感想です。
私は今回の世界スカウトジャンボリーを通して、いろいろな海外スカウトと交流することができました。
その中でも一番楽しかったことはやはり「海外スカウトとの交流」です。
私は世界ジャンボリーに行くことが決まった時、「海外に行けるぞ」という嬉しい気持ちでしたが、その反面、英語や韓国語など、いろいろな言語をしっかり聞き取り、話せるのかがとても不安なまま、当日を迎えました。
韓国での初日、初めて海外スカウトと交流をした時、私はなかなか海外のスカウトに話しかけられませんでしたが、1人のスカウト私に話しかけてくれたのです。
そして、自分から進んで話しかければ、ほぼ返事が返ってくるんだと感じました。
そこから、私は自分から積極的に話しかけて交流をしました。
ジャンボリーでの私の目標のひとつは、「外国の友達を5人以上作る」でしたが、それを達成できて、とても嬉しかったです。
今回の世界ジャンボリーを終えて、もっともっと海外スカウトとの交流をしておけばよかったと思いましたが、いろいろな見聞を広めたり、経験したりすることができました。
世界ジャンボリーに行って本当によかったです。
ソウル観光
ソウルの食べ物 おいしかった!
世界ジャンボリー会場図
1日目 設営
開会式
場外プログラム
カルチャーデー
韓国スカウトとの交流
高温&台風接近のため、救仁寺(クインサ)へ移動
クインサでの生活
クインサでの芸術鑑賞
閉会式
今回、熱中症対策、衛生対策など、さまざまな報道がされたジャンボリーではありましたが、Tさんに感想を聞くと、即座に「めっちゃ楽しかった!」という答えが返ってきました。
確かに暑かったし、トイレ等もきれいとは言えなかったけれど、それも徐々に改善されていったそうです。
それよりも、若い年代のスカウトがこれほどの規模で世界中から集まり、自由に交流できるという機会はめったにありません。
今回、Tさんは、言葉では語りつくせないような多くの経験をすることができたと思います。
経験は一生の宝物です。
ぜひ、この経験を、これからの人生の糧にしていってほしいと思います。